当院の矯正歯科

「非抜歯矯正（ひばっしきょうせい）」という矯正治療をご存知でしょうか。

非抜歯矯正とはその名の通り、歯を抜かない矯正治療のことです。通常の矯正治療では歯をキレイに並べるために、歯を抜くことも少なくありません。しかし、健康な歯を抜くと噛み合わせのバランスが崩れ、それが原因で全身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、当院では歯を抜かない、非抜歯矯正にこだわって取り組んでいます。

歯を抜いて歯並びを整えれば確かに見た目は良くなるかもしれませんが、そのために健康を害してしまっては意味がありません。また、非抜歯矯正は歯を抜く矯正治療と比べて、痛みが少ないというメリットもあります。

当院では20年以上（※）の矯正治療経験を持つ院長が治療を担当します。歯並びでお困りの方は、ぜひご相談ください。

当院の矯正治療では、透明なマウスピース型の矯正装置を使う「インビザライン」を採用しています。

インビザラインとは、アメリカのアライン･テクノロジー社によって開発されたマウスピース矯正のシステム。1998年に目立たない矯正治療の方法として開発され、現在では全世界で400万人以上（※）が治療している、信頼と実績のあるシステムです。

※2020年現在

通常の矯正治療では、数年間かけてゆっくりと歯を動かしていきます。そのため治療が終わったときにどのような歯並びになっているのか、イメージするのは非常に難しいことです。時間と費用をかけて矯正しても、「思ったような歯並びにならなかったら？」「口元のコンプレックスが解消されなかったら？」…そんな不安から治療をためらう方も少なくありません。

その点、インビザラインには「iTero」という機器を使って、矯正後のお口の中をシミュレーションするシステムがあります。矯正終了後の歯並びを３Ｄシミュレーションにてご確認いただけるため、矯正治療に対する不安をやわらげることができます。

また、例えばシミュレーション画像を見ながら、「ここの噛み合わせはもっとキレイにしたい」「もう少し出っ歯を治したい」といったご要望を伺うこともできます。歯並びだけでなく費用や治療期間もわかるので、ご納得いただいた上で治療に進んでいただけます。

このシミュレーションシステムは非常にわかりやすいと、患者さまに好評をいただいております。ご希望に応じてシミュレーション画像をお渡しすることもできますし、シミュレーションしても治療をしないというという選択もできます。歯並びにコンプレックスを感じている方は、ぜひ検査だけでも受けてみてください。

一般的に矯正治療と言えば、歯の表面に金属の器具やワイヤーを通して歯を動かすイメージがあるため、歯並びを改善したいと思っても、見た目のことを気にしてなかなか踏み切れない方がいらっしゃいます。

当院では、そのような方でも抵抗なく治療できるように、目立ちにくい矯正治療をご提案しています。

お口の中に透明なマウスピース型の装置をはめる矯正治療です。マウスピース型の矯正装置は目立たないだけでなく、いつでも患者さまご自身で取り外しができるため、食事や歯磨きの際に不便を感じることがありません。装置が原因で虫歯や歯周病になるリスクも軽減できます。

また、従来の矯正治療と比べると痛みや違和感が少なく、金属を使用しないため金属アレルギーになる心配がないのもマウスピース型矯正装置の特徴です。

被せ物や詰め物をする際に歯並びが悪いと、すぐに壊れたり、外れたりする可能性があります。そのため、被せ物や詰め物の治療をする前に、ブラケットという装置を使って必要な箇所だけを正しい位置に移動させる「部分矯正」を行うことがあります。歯並び全体を動かすわけではないので痛みも少なく、歯並びを改善してから被せ物や詰め物をお作りできるため、見た目もより自然で美しく長持ちする治療をご提供できます。ワイヤー矯正については、痛みの少ないデーモンシステムを採用しています。

お子さまの場合、乳歯から永久歯に生え変わる６歳～10歳ごろから矯正治療を始めると、歯を抜かずに済んだり、費用を抑えられます。

そのため当院では、歯並びが気になるお子さまには早めの矯正治療をおすすめしています。